「猫は留守番が得意」とよく言われますが、何時間、何日まで大丈夫なのかは気になるところです。仕事の日の留守番と、旅行や帰省で家を空けるときとでは、準備しておくべきことも変わります。
この記事では、留守番の長さごとの一般的な目安と、不安を減らすための準備を整理します。
この記事の結論
- 健康な成猫なら、日中の留守番は、環境を整えれば過ごせることが多い とされています
- 泊まりがけの留守番では準備を手厚く。2泊以上になるなら、家族やペットシッターなど、人に様子を見てもらう手段 を用意するのが安心です
- 準備の柱は 水・ごはん・トイレ・室温・見守り の5つ
- 機械は故障や停電で止まることがあります。電気を使わない備え も組み合わせましょう
- 子猫・シニア猫・持病のある猫は、かかりつけの獣医師に相談 したうえで計画を立ててください
留守番の長さ別・準備の目安
ここで挙げているのは、あくまで 一般的な目安 です。猫の年齢や性格、体調によって大きく変わります。「うちの子は大丈夫かな」と迷ったら、短めに考えておくのが安全です。
留守番前に整える5つのこと
1. 水は2か所以上に
留守番の準備で、いちばん大切なのが水です。器をひっくり返したり、汚れたりしても飲めるように、2か所以上 に置いておきましょう。水の流れがあるとよく飲む猫には、循環式の給水器も選択肢になります。
ただし給水器は電気で動くものが多いので、電気を使わない普通の水入れもあわせて置く と、停電や故障のときも安心です。
2. ごはんは自動給餌器で
泊まりがけの留守番では、1日分のごはんを一度に出しておくと、食べすぎたり、フードが傷んだりする原因になります。自動給餌器で決まった時間に決まった量を出す と安心です。選び方は「猫の自動給餌器の選び方」で詳しく解説しています。
3. トイレはいつもより多めに
汚れたトイレを嫌がって、別の場所で粗相をしてしまう猫もいます。トイレの数を増やす か、自動猫トイレを活用しましょう(「自動猫トイレは買うべき?」も参考に)。
4. 室温はエアコン+スマートリモコンで
夏の暑さや冬の寒さは、留守番中の大きなリスクです。エアコンをつけておく場合は、スマートリモコン があると外出先から室温を確認したり、エアコンを操作したりできます。
スマートリモコンの多くは、赤外線でエアコンを操作します。リモコンの信号がエアコンに届く位置に置けているか、出かける前に実際に操作して確認しておきましょう。
5. 見守りはペットカメラで
様子が分かるだけで、出先での不安はずいぶん減ります。カメラを選ぶときは、セキュリティ設定も忘れずに(「ペットカメラの選び方と、見落としがちなセキュリティ対策」で解説しています)。
停電・故障に備えるチェックリスト
家電に頼る留守番ほど、止まったときの備え が大切です。
- 電気を使わない水入れを、給水器とは別に置く
- 自動給餌器は、電池などで停電中も動く機種 を選ぶか、電池の残量を確認しておく
- Wi-Fiルーターが止まると、カメラやスマートリモコンは使えなくなります。「見られない」ことがあっても慌てないよう、人に様子を見てもらう手段 を用意しておく
- 誤飲しそうな小物や、かじられやすいケーブルは片付けておく
泊まりがけで家を空けるときは
2泊以上になるときは、機械の見守りだけでなく、家族や知人、ペットシッターに様子を見てもらう ことを検討しましょう。水やトイレの状態、体調の変化は、実際に見て初めて分かることも多いからです。
ペットホテルに預けるという選択肢もありますが、環境の変化が苦手な猫も少なくありません。猫の性格に合わせて選んでください。
候補の見守りグッズ
留守番の準備に役立つグッズを挙げます。価格や仕様は変わることがあるので、購入前に販売ページで確認してください。
水をよく飲んでもらいたい
外出先から室温を確認・エアコンを操作したい
まとめ
- 日中の留守番は、環境を整えれば過ごせる成猫が多い
- 泊まりがけでは準備を手厚く。2泊以上は人に様子を見てもらう手段を
- 水・ごはん・トイレ・室温・見守りの5つを整える
- 停電や故障に備えて、電気を使わない水入れも置いておく
- 子猫・シニア・持病のある猫は、獣医師に相談してから
留守番は、準備しだいで猫にも飼い主にもやさしいものになります。無理のない計画で、安心して出かけてください。

